◇期日:4月12日(晴)   ◇参加者:松藤
◇コース:宇連ダム下流の駐車場出発(10:20頃)→宇連ダム(鳳来湖)(10:35頃)→しゃくなげコース鳳来湖側入口(10:40頃)→しゃくなげコース乳岩峡側入口(12:00頃)→通天門(12:10頃)→鍾乳洞(12:25頃)→乳岩一巡ルート終了(12:35頃)→乳岩峡入口(13:15頃)→駐車場到着(13:15頃)



しゃくなげコース鳳来湖側入口 はるか足下に鳳来湖 シダに覆われたしゃくなげ遊歩道 岩をよじ登るしゃくなげ遊歩道 スリリングな橋 しゃくなげコース乳岩峡側入口
乳岩周回コース入口 通天洞の鉄はしご 通天洞の鉄はしご(終盤) 通天洞の難所を抜けると通天門が見える 通天門 乳岩の鍾乳洞内部
水のきれいな乳岩峡 乳岩峡入口


三遠南信自動車道ができてぐっとアクセスがよくなったので、乳岩峡に行ってきた。
出発が遅くなったので、乳岩峡入口の駐車場は案の定満車。仕方が無いので、鳳来湖下流の駐車場に車を置いて 鳳来湖からしゃくなげ遊歩道経由で向かった。「しゃくなげ遊歩道」はとても遊歩道とは思えないほどワイルド な道であった。
鳳来湖側入口を入るとすぐにシダに覆われた急斜面の登り。10分程で鳳来湖をはるか足下に眺めるようになる。 この辺りから岩場の連続となる。ロープがあってもおかしくないような岩登りが何箇所か連続する。 しかし、もちろんロープも鎖もはしごもない。しゃくなげ遊歩道は、標識はそこそこあるが、ほぼ自然のままの道である。 プチ冒険気分が味わえてそれはそれで楽しめる。
ひとしきり登って、岩場の尾根を越えて、しゃくなげの群生地を過ぎて下れば、岩登りのポイントを過ぎて まもなく乳岩峡側の入口看板が現れる。そこが乳岩周回コースの通天洞入口である。
通天洞は、大きな岩が積み重なってできた竪穴状の洞穴で、架けられている鉄はしごを登って行くのだが、 なかなかにスリリングである。
ここを通り抜けると、まもなく通天門が見える。この巨大な岩の門の中に向こうの山が見える。 すばらしい風景だ。そこをくぐって下っていくと、乳岩の由来となった鍾乳洞が現れる。
残念ながら、現在は鍾乳石は殆ど削り取られて普通の岩の洞窟にしか見えない。
周回コースを一巡して、今度は乳岩峡の方に下山する。きれいな水の乳岩峡を堪能して 乳岩峡入口まで出たら林道を下り、集落の中を通って駐車場に戻る。途中の食事休憩の時間も 含めても3時間20分程度で、プチ冒険気分も味わえるお手軽な山歩きであった。