◇期日:3月8日(晴)   ◇参加者:木村、松藤
◇コース:由比駅出発(9:55頃)→山道分岐(11:15頃)→浜石岳山頂到着(12:00頃)→浜石岳山頂出発(13:15頃)→但沼分岐点(13:40頃)→立花池分岐点(14:05頃)→立花池(14:20頃)→さった峠到着(15:40頃)→さった峠出発(17:50頃)→由比駅到着(19:20頃)



由比駅前 桜海老のゲート 山道分岐点 浜石岳山頂 山頂から北側の眺め 立花池分岐 立花池 さった峠からの眺め 夕焼けに色づく富士


由比駅から浜石岳、さった峠を一回りしてくるコースを歩いてきました。
由比駅に9:45頃に到着する電車で行って、木村君と合流しスタート。最初は旧東海道を東進する。途中に標識が出ているので、それにしたがって進めば問題ない。今回は最初の分岐点の少し先にあるコンビニに寄り道して食料を調達した。
それからずっと舗装された道路を登っていく。舗装された集落の中の道路であるが、傾斜はかなり急なところもある。やがて集落を抜け、休憩ポイント(小さな展望所)に到達する。ここからは、富士山や駿河湾が見渡せ、気持ちがいい。周りはみかん畑である。 途中のみかん畑で作業中のおばちゃんがみかんを分けてくれた。その少し先に案内板と公衆トイレがある。この辺りでみかん畑も終了し林の中となる。しばらく進むと山道との分岐点が現れる。市のHPなどでは舗装路(車道)の方を薦めているが、われわれはあえて山道を選択。
山道に入ってまもなく倒木に遭遇。この先、比較的急な林の中の登りとなる。なお、ところどころに倒木がありくぐったり乗り越えたりが必要となる。
15分ほど登って林が開けると、そこが青少年野外センターである。5分ほど休憩して、ここから山道を25分ほど登ると浜石岳山頂に到着する。
山頂は広い草原になっていて、東に富士山、南に駿河湾、西側から北側にかけて南アルプスの山々と、眺望は抜群である。富士山と駿河湾の眺めのいいところに木製のテーブルが1つある。ここが取れれば申し分のない食事ができる。今回は先客があったので、草の上に陣取って昼食を摂った。

1時間ほどゆっくりしてから、さった峠へ向かって下山を開始する。こちらはずっと山道であり、途中には階段もあり急なところもある。基本的には道標が整備されているので、それに従って進めば問題ない。
途中、立花池に立ち寄る。さった峠へのコースから15分ほど外れたところにある静かな池である。これと言って何もないが、静かな水面はまるで鏡のようで上下対照の景色が見られる。
再びさった峠へのコースに戻り、どんどん降りていくと車道に出る。この辺りからは海を眺めながら集落の中を進む。さった峠駐車場に着いたら、トイレの脇を抜けて2,3分でさった峠の展望台に到着する。ここからは、ポスターなどで見慣れた風景が堪能できる。
駐車場脇でみかんなどを売っていたおばちゃんたちが、夕焼けの富士はきれいだと教えてくれたので、寒い中2時間ほど粘った。期待したほど赤くはならなかったが、それでもうっすらと色づいた富士を眺めることはできた。

夕焼けの富士を見た後は、薄暗くなったみかん畑の中の道路をひたすら歩いて由比駅を目指す。途中にこじんまりした雰囲気のいい料理屋があったので夕食を摂って岐路につく。

このコースは思いのほか長く、普通に歩いても6時間ぐらいはかかる。また、山道は倒木が多く、傾斜も比較的急なところが何箇所かあるので、健脚向きと言える。 しかし、由比駅~浜石岳の往復なら大した難所もなく時間もかからないので、山頂で景色を見ながらの小宴会を目的に登行会企画として行くのにはお勧めである。